仙台湾南部海岸環境追跡プロジェクト ~東日本大震災後の砂浜環境について~
応用生態工学会 仙台 フィールド調査
『仙台湾南部海岸環境追跡プロジェクト ~東日本大震災後の砂浜環境について~』
応用生態工学会仙台では、海岸堤防の復旧・復興後の環境変化に関して応用生態工学的な側面から長期的にモニタリングを実施し、今後の海岸堤防等の計画・設計の在り方、海岸堤防設置時の環境保全の具体的方法等についての知見を収集し、幅広く発信することを企画しています。
今年開催するイベントはそのための予備的な調査としての位置づけでもあり、今後、専門家と市民が参加することにより持続的に実施可能な砂浜環境のモニタリング方法の確立に資することを目的としています。
主催:応用生態工学会
https://www.ecesj.com/
【フィールド調査 2019年8月31日(土)】
9:30~10:00 趣旨説明・調査方法説明
10:00~12:00 現地調査:植物調査・陸上昆虫類調査・物理環境調査の各班で調査を実施
(どちらかと言うと、専門性の高い調査になります)
12:00~13:00 昼食
13:00~15:00 市民参加型の生物調査と調査結果の解説
15:00 解散
※フィールド調査行程は予定であり、変更が生じる可能性があります。
※一般の方は午後からの参加を受け付けております。
※雨天が予想される場合には、金曜日の午前の段階(30 日(金))で実施を判断します。
[フィールド調査の集合場所]
仙台市海岸公園センターハウス
(仙台市若林区荒浜字北官林30 TEL:022-288-4021)
参加費 無料
詳細 https://www.ecesj.com/contents/event/event/2019/20190831_SnendaiFildeSurvey.pdf
【申込・お問い合せ先】
応用生態工学会仙台事務局 佐藤高広
E メール:takahiro★sendai.fgc.co.jp (★→@に変えてください)
Tel:022-217-2026 Fax:022-217-2038((株)復建技術コンサルタント都市・環境部)
仙台水環境フォーラム 四ツ谷用水が描くまちづくり
2017(平成29)年6月に開催された「四ツ谷用水」の土木遺産認定記念フォーラムの第2段として、水環境や「四ツ谷用水」をイメージした仙台のまちづくりについて、勾当台公園の古図広場にも着目して、活用方法、まちづくり拠点とする方策等について市民との勉強会・意見交換を行います。
主催:特定非営利活動法人水・環境ネット東北
協賛:一般社団法人東北地域づくり協会
協力:四ツ谷用水連絡会
(仙台・水の文化史研究会/「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会/仙台リバーズネット・梅田川/仙台「桜川」を復活する市民の会/仙台圏域の健全な水環境調査研究会)
後援:仙台市
日時:2018年9月30日(日)14:00~16:00
会場:仙台市市民活動サポートセンター 6F セミナーホール
定員:100名(事前にお申し込みください)
参加費:500円(資料代)
プログラム—————–
14:00 開会
14:05 「四ツ谷用水」の概説 柴田 尚(仙台・水の文化史研究会 会長)
14:20 話題提供
(1)「雨水利用について」 江成 敬次郎(東北工業大学名誉教授)
(2)「仙台の地形・地盤と地下水」 柴田 尚(仙台・水の文化史研究会 会長)
(3)「古図広場の経緯と現状」 佐々木 正人(「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会)
(4)「まちづくりの視点」 櫻井 一弥(東北学院大学工学部環境建設工学科 教授)
15:20 総合討論
コーディネーター:八十川 淳(東北文化学園大学科学技術学部建築環境学科 教授)
*会場のみなさんといっしょに、「四ツ谷用水」の伝承を考慮したまちづくり、勾当台公園の歴史ゾーン・古図広場を活かすアイデアやアプローチ等を考えます。
16:00 閉会
【参加申込】
申込フォームからお申し込みください。
Eメールまたはハガキにても承ります。下記項目を明記の上、水・環境ネット東北まで。
1. 参加者全員のお名前・フリガナ
2. 代表者ご連絡先(Eメール、お電話番号)
◆申込フォーム
https://form.os7.biz/f/ab1a4822/
<申し込み・問い合わせ先>
特定非営利活動法人 水・環境ネット東北
〒980-0014 仙台市青葉区本町2丁目14-26 保坂ビル301
TEL 090-2979-5755
Eメール mizunet★mizunet.org (★→@に変えてください)
第18期事業報告と定款変更
水・環境ネット東北第18期(2016.10.1~2017.9.30)の総会議案書を、事業報告のページに掲載しました。
https://mizunet.org/about/report/
また、定款変更の第10章(公告)第24条について変更しましたので、定款を新しいものに差し替えました。
https://mizunet.org/wp-content/uploads/2017/12/teikan-new.pdf
土木学会選奨土木遺産「仙台市煉瓦下水道」「四ツ谷用水」認定記念フォーラム
2010年度「仙台市煉瓦下水道」、2016年度「四ツ谷用水」が「土木学会選奨土木遺産」に認定されました。市民活動などによるこれら土木遺産の利活用が進む中、皆さんとその歴史や技術の変遷と今後の展開に関する意見交換を行いたいと思います。
主催:土木学会選奨土木遺産「仙台市煉瓦下水道」「四ツ谷用水」記念フォーラム実行委員会
日時:2017年6月25日(日)13:30~17:00(開場13:00)
会場:仙台市市民活動サポートセンター6階 セミナーホール
(仙台市青葉区一番町4-1-3)
参加費:無料(先着100名)
申込:タイトルを「認定記念フォーラム 参加申込」として、お名前(フリガナ)、ご所属(任意)をEメールで事務局までお申し込みください。
※こちらのフォームからも申し込みできます→ https://mizunet.org/about/inquiry
チラシ(PDF)https://mizunet.org/wp-content/uploads/2017/06/170625dobokuisan-1.pdf
<プログラム>
13:30 開会挨拶
祝辞
13:45 認定の経過報告
後藤光亀((公社)土木学会東北支部 選奨土木遺産選考委員会 副委員長)
14:00 基調講演
「水と人と、その暮らし 支えた技術 シビルエンジニアリング」
江成敬次郎(東北工業大学名誉教授)
生命の誕生以来、人の暮らしは水と共にあった。暮らしの発展は水利用の発展に支えられ、その発展が暮らしの豊かさをもたらしてきた。水利用の発展を支えた技術の一つがシビルエンジニアリング(土木技術)。暮らしの豊かさを、物の豊かさだけでない心の豊かさも含めたものにするのが、これからのシビルエンジニアリング。
14:35 (会場準備・休憩)
14:40 パネル討論会
コーディネーター 後藤光亀
アドバイザー 江成敬次郎
パネリスト
「城下町仙台の成り立ちー江戸時代の都市計画」
木村浩二(宮城学院女子大学非常勤講師)
慶長5年(1600)、伊達政宗により築城された仙台城と城下町は、広瀬川中流を挟んで対峙する、特異な立地と位置関係にあります。さらに政宗晩年には二つ目の城、若林城とその城下町がつくられ、両者が合体して近世都市仙台が出来上がっています。町なかに今も残る城下町の痕跡を手掛かりに藩政期の都市計画を解き明かします。
「近世大名と水利土功」
新関昌利(四ツ谷の水を街並みに!市民の会会長)
近世のはじめ、城下町建設や用水普請をめぐる技術は、支配者としての領主の手に集中していたといえよう。築城や採鉱の技術が水利施設の新鋭にも役立ち、大量に労力を動員し、管理する技術、金属器や材木の調達力、領内各地への広い視野等もこれを支えた。
「地形・地盤からみる城下の水環境」
柴田尚(仙台・水の文化史研究会会長)
仙台城下町はもともと薄や葦の原であり、都市域の樹木のほとんどは人工的に育成されたものです。北西から南東にゆるやかに傾斜する地形・地盤を活用して、広瀬川より導水した四ツ谷用水の流れは、地下に浸透して地下水を補給しました。それは城下町に豊かな水環境を与え、安定した生活用水を供給するとともに植樹された樹木を繁茂させました。「杜の都」は四ツ谷用水が作り上げたといえるのです。
「仙台の発展を支えた下水道」
仲道雅大(仙台市下水道局下水道計画係長)
人が生活するということは水を汚すことです。都市が発達するという事は水の汚れが大量に発生することを意味しています。藩政時代から現在まで,仙台は都市化に合わせて多くの水に関する問題に直面し,下水道事業がどのように取り組んできたかについてご紹介します。
16:00 総合討論
17:00 閉会
【お問い合わせ先】
土木学会選奨土木遺産「仙台市煉瓦下水道」「四ツ谷用水」記念フォーラム実行委員会 事務局
NPO法人水・環境ネット東北 内
TEL 090−2979−5755
Eメール mizunet★mizunet.org (★→@に変えてください)
佐藤昭典著 四ツ谷翁「桜川復活」考 出版記念講演会
仙台「桜川」を復活する市民の会代表の佐藤昭典氏が「桜川」復活を世に問うべく出版した四ツ谷翁「桜川復活」考の出版を記念して講演会が開催されます。
藩政時代、広瀬川から取水した「四ツ谷用水」の本流は北六番丁を開水路で流下し、梅田川に流入していました。
雨宮の元東北大学農学部付近の「四ツ谷用水」は、河畔の枝垂れ桜の景観から、「桜川」と呼ばれて親しまれてきた歴史がありました。現在も、北六番丁通の地下を工業用水道として広瀬川の水が流れ続けています。
イオンモール株式会社が買収した農学部跡地について、北六番丁通側に計画されている歩道状空地を利用して、約350年間流れ続けている「四ツ谷用水」の一部を当時の町中堀を再現する形で枝垂れ桜と共に地表に復活する事は、城下町の遺構の少ない仙台にとって次世代に語り継ぐべき貴重な歴史遣産と考えます。
日時:平成29年6月4日(日)14時~17時
場所:宮城野区中央市民セン夕一 第1会議室
(仙石線「原町」駅下車すぐ宮城野区役所南隣)
定員 70名(先着)
<講演内容>
・挨拶 市民の会新代表 八十川淳(東北文化学園大学 教授)
・「桜川」の歴史的意義 市民の会 佐々木正人
・まちづくりにおける「桜川」一部復活の効果 市民の会 三浦昭
・市民団体が考えた「桜川」一部復活計画(案) 市民の会 武地哲三
※当日参加者には講演資料として四ツ谷翁「桜川獲活」考を贈呈します
【申し込み・問い合わせ先】
仙台「桜川」を復活する市民の会
事務局 佐々木(携) 090-2360-4865