第27回 広瀬川流域一斉清掃(大橋会場)を行いました
日時:2019年4月20日(土)
場所:大橋会場
ゴミ袋:約17袋(粗大ゴミ含む)
参加者:120名
気温は14度くらい。お天気にも恵まれました。
まとめて投棄されていたゴミ袋も見つかりました。
例年よりは少しゴミが多かった印象です。
ご参加ありがとうございました。
お疲れ様でした!
※全会場の実施速報は広瀬川1万人プロジェクトのページに掲載されています。
http://www.hirosegawa-sendai.org/2019/04/20/1022
平成30年度の「四ツ谷用水フォーラム」を開催しました
四ツ谷用水と仙台の水環境についての理解を深めることを目的に、仙台市が主催する「四ッ谷用水フォーラム」を開催しました。平成30年度は、3名の講師をお招きして四ツ谷用水についてご講演いただきました。
開催日:2019年2月9日(土)13:30~16:00
会場:東北大学大学院環境科学研究科 本館2階 大講義室
参加者:125名 関係団体・スタッフ:20名
東北大学大学院環境科学研究科大講義室の様子。
たくさんの市民の皆様にご参加いただきました。
講演1「遺産“四ツ谷用水”概説」
柴田 尚 氏(仙台・水の文化史研究会 会長)
最初に、柴田さんから現在の四ツ谷用水について基礎的なお話をしていただきました。
講演2「地形と水が育む都市の文化」
皆川 典久 氏(東京スリバチ学会 会長)
今回は、東京から来てくださった東京スリバチ学会の皆川さんにご講演いただきました。東京や京都の地形・水路網を比較紹介しながら、仙台の地形と四ツ谷用水の特色についてお話いただきました。
話題提供「四ツ谷用水での活動提案 ~現在の姿を楽しむことからはじめよう!~」
八十川 淳 氏(東北文化学園大学 教授)
今現在の四ツ谷用水の状況を紹介しながら、これからどう継承していけば良いのか、清掃やフットパス等どのような活動ができるのかについて、八十川先生からご提案いただきました。
質疑応答
コーディネーター:江成 敬次郎 氏(NPO法人水・環境ネット東北 副代表理事)
講演の後は、短い時間でしたが参加者から寄せられた質問(付箋紙に記入)についての質疑応答を行いました。水利権についてや明治時代の衛生状態についてベネチアの事例など様々な質問がありました。また、四ツ谷用水に関する活動の進捗についての質問から、これからの活動ややり方などのアイデアが出されました。
フォーラムと同時開催で、たまきさんサロン(東北大学大学院環境科学研究科 本館1階)で、四ッ谷用水パネル展も開催しました。
2/9~2/15の1週間、「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会、仙台・水の文化史研究会の2団体のご協力を得て、四ツ谷用水に関する貴重な資料・図面を展示していただきました。
「四ツ谷用水歩く会・八幡編2」を開催しました
実施日:2018年11月7日(水)10:00~14:00
現地案内:仙台・水の文化史研究会
平成30年度の仙台市「四ッ谷用水再発見イベント」事業では、八幡編の歩く会を2回開催しました。
10月の街中編に続き、仙台・水の文化史研究会の皆さんに案内・解説をしていただきました。この日はお天気も良く晴れて、気温も17度と歩く会日和となりました。第2回目の参加者は20名です。
集合場所の大崎八幡宮の太鼓橋付近で、最初に会長の柴田さんから四ツ谷用水について説明していただきます。
4つのグループに分かれて大崎八幡宮を出発し、暗渠になっている四ツ谷用水の本流沿いを歩きます。
春日神社前には、昭和15年頃の周辺の様子を描いた絵が展示してあります。四ッ谷用水やへくり沢が流れていた様子も描かれています。
四ツ谷用水とへくり沢が立体交差している箇所。
木町通市民センターで休憩・昼食をとり、午後は歩いたグループ毎に振り返りを行いました。
グループワークの後は、柴田さんによる「四ッ谷用水概説」の講演を聞き、四ッ谷用水についての理解を深めました。
「四ツ谷用水歩く会・街中編」を開催しました
仙台市主催の「四ツ谷用水再発見イベント」です。
実施日:2018年10月24日(水)10:00~14:00
現地案内:仙台・水の文化史研究会
四ッ谷用水の跡をたどる街中編は、3年ぶりの開催となりました。お天気は曇り、気温は17度くらい。
参加者は22名です。この日は仙台・水の文化史研究会の皆さんに案内・解説をしていただきました。
集合場所は、勾当台公園にある古図広場です。出発前に、会長の柴田さんから仙台の城下町を表した広場の模型地図を見ながら、城下と四ツ谷用水について説明していただきました。
4つのグループで移動し、かつて四ツ谷用水が流れていた国分町通りを南に向かって歩きながら説明を聞きます。
大町通りとの交差点が、かつて城下の中心部となっていた芭蕉の辻です。
一番町(藤崎前)で、ハンドレベルを使って地形の勾配を測定してみました。南側に向かって下がっているのがよくわかる場所です。四ッ谷用水はこの地形の勾配を上手く利用して流れていました。
アエルの横にある四ッ谷用水のモニュメント。
午後は生涯学習支援センターで、柴田さんからミニ講座「四ッ谷用水概説」のお話をしていただきました。
「仙台水環境フォーラム 四ツ谷用水が描くまちづくり」を開催しました
開催日 2018年9月30日(日)14:00~16:00
会場 仙台市市民活動サポートセンター 6F セミナーホール
参加者 55名
2017年度に開催した「四ツ谷用水」の土木遺産認定記念フォーラムの第2段として、水環境や「四ツ谷用水」をイメージした仙台のまちづくりについて、勾当台公園の古図広場にも着目して、活用方法、まちづくり拠点とする方策等についての勉強会・意見交換を行いました。
「四ツ谷用水」の概説
柴田尚氏(仙台・水の文化史研究会 会長)
最初に、柴田さんから四ツ谷用水の概要について説明していただきました。柴田さんには話題提供でも「仙台の地下地盤解説」についてお話しいただきました。
話題提供「雨水利用について」
江成敬次郎氏(東北工業大学名誉教授)
話題提供「古図広場の経緯と現状」
佐々木正人氏(「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会)
話題提供「まちづくりの視点」
櫻井一弥氏(東北学院大学工学部環境建設工学科 教授)
4名の方からの話題提供の後、八十川淳氏(東北文化学園大学科学技術学部建築環境学科 教授)にコーディネートしていただき、総合討論を行いました。
その中で、「全国に城下町があるが仙台には水面がない、法律も変わっているので、活かしてなんとか地上に水面を出したい。そのプロセスとして、草刈りや愛着を持てる工夫、行政と市民が話し合える場を」、などの話が出されました。