広瀬川1万人プロジェクト 流域一斉清掃に参加しました

実施日 2018年9月29日(土)
担当会場 八本松会場


広瀬川1万人プロジェクト実行委員会主催で、恒例の秋の一斉清掃が広瀬川沿いの14会場で開催されました。水・環境ネット東北は、八本松マンション、町内会の方や実行委員会企業の方々などと、77名で清掃活動を行いました。


河川敷はいつも清掃活動されているので、きれいに保たれています。水際の方に行くとそれなりにゴミはありましたが、草本が繁茂していて入っていける場所は限られていました。企業からの参加者で、水際の方までゴミ拾いに行って下さった方もいてありがたかったです。


▲収集したゴミ

全会場の開催速報はこちら。
【参考】広瀬川1万人プロジェクト
http://www.hirosegawa-sendai.org/2018/09/29/961

四ツ谷用水歩く会・八幡編(仙台市事業)を開催しました

実施日:2018年9月22日(土)10:00〜12:00
現地案内:「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会

当日の参加者は17名となりました。朝は雨が降っていたため、傘を差しての開会となりました。(11時頃には雨は止んできました)
この日は「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会の方に案内・解説をしていただきました。


出発前に、大崎八幡宮の太鼓橋付近で新関さんから四ツ谷用水について説明していただきます。


太鼓橋の下、四ツ谷用水の暗渠の上に雨水が溜まっていました。


3つのグループに分かれて、四ツ谷用水の本流沿いを歩きます。
四ツ谷用水は河岸段丘の地形に沿って作ってあるので曲がっています。小さい小段がたくさんある地形です。


途中、石垣についてのお話なども。


今回の歩く会は、いつもの八幡編のルートよりも北六番丁をさらに東へ歩きました。東北大学農学部跡地の前です。このあたりを流れていた四ツ谷用水は、「桜川」と呼ばれていました。


愛宕上杉通りとの交差点、桜川にかかっていた「上杉山橋」の跡地に到着。
いつもの歩く会よりもちょっとがんばって長い距離を歩きました。大変お疲れ様でした。

「貞山運河の生きもの観察フットパス2018」が開催されました

開催日:2018年9月2日(日)
場所:貞山運河(新堀)
(気温22度くらい、曇)


最初に「みんなの家」に集合しました。今回の講師は、宮城教育大学の棟方先生です。宮教大の学生さんも12名参加して、全体で30名ほどの参加者です。


新浜のビオトープ田んぼは、震災後に5〜6年おいた土地を田んぼにしてつくられました。除塩はしていないそうです。メダカ、ゲンゴロウ、ガムシなどが生息していて、化学物質を使わず水管理だけを行っています。


運河まで歩き、子どもたちは舟に乗ったりしました。


貞山堀で釣り体験をします。大きなハゼや、セッパ(スズキ)が釣れていました。


釣りの得意な学生さんは10匹くらい釣れたようです。
みんなの家に戻ってお昼をとり、釣れたハゼは新浜町内会の瀬戸さんが天ぷらにしてくださいました。釣ったものを食べるのはいいですね。
午後は、釣りや遊びについてのアイデアや意見交換を行いました。

「貞山運河の船遊びと新浜フットパス2018 part2」が開催されました

開催日:2018年8月4日(土)
場所:貞山運河(新堀)

仙台市協働まちづくり推進助成事業の助成金を活用した、貞山運河研究所と新浜町内会が主催する2018年度事業です。
船遊びpart2は、せんだいメディアテークの「せんだい・アートノード・プロジェクト」との協働事業となりました。


「みんなの橋」プロジェクト2018の足がかりとして、アーティストの川俣正氏が、南北に流れる運河をゆく「みんなの船」を制作しました。


最初に「みんなの船」の進水式が行われました。


10人くらい乗れる船です。


みんなの船の上からの景色。みんなの船も安定していて乗り心地が良かったです。


馬舟とみんなの船で貞山運河の対岸に渡り、みんなでフットパスを歩いて海辺まで行きました。

昨年に続き、川俣先生とフランスの学生さんも参加してくださいました。午後はみんなの家で意見交換をしました。来年も何かやる予定とのことで楽しみです。

四ツ谷用水親子バスツアー2018(仙台市事業)を開催しました

実施日:2018年7月25日(水)9:00〜12:00
現地案内:「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会

2018年の「四ツ谷用水親子バスツアー」には8組18名(小学生と保護者)の参加がありました。天候は晴れ、気温は28度くらいでちょっと蒸し暑い感じです。


たまきさんサロン集合に集合して、出発前にアニメDVDなどを見て四ツ谷用水について予習をします。


バスに乗って、最初は広瀬川の郷六付近にある四ツ谷堰に行きます。
宮城県職員さんからは工業用水道について説明していただきました。取水された水は、キリンビールなどで使用されているそうです。ゴミを取り除く機械も間近で見ることが出来ました。


四ツ谷堰の入口付近には、土木学会の選奨土木遺産の銘板があります。


その次は、沈砂池と、四ツ谷用水の唯一の開水路が見られる場所を見学します。開水路は水が少なく、コイや小魚の姿が見られました。県職員さんのお話のよると、けっこうたくさんの魚が四ツ谷用水内に生息しているとのこと。


四ツ谷用水は掛樋によって沢を越えて流れていきます。聖沢掛樋は、現在はコンクリート性ですが、昔は木製で1辺が1.5mのサイズだったそうです。

バスに乗り、大崎八幡神社、北六番丁、北七番丁から、支倉堀の脇を通って移動しました。途中、河岸段丘の傾斜を確認しながら、以前は四ツ谷用水に水車があったお話などを聞きました。
途中、道が広くなった場所では、四ツ谷用水は桜川と呼ばれていました。桜川にかかっていた上杉山橋の親柱は、小学生が発見したあと今も残っています。


最後は、宮城県工業用水道管理事務所へ行き、四ツ谷用水が梅田川に流れ出るところも見学することができました。広瀬川と梅田川は、四ツ谷用水によってつながっているのです。