平成28年度「四ツ谷用水フォーラム」が開催されました


日時:2017(平成29)年2月4日(土)13:30~16:00
会場:東北大学大学院環境科学研究科 本館2階 大講義室

仙台市の四ツ谷用水再発見イベントの一環として、昨年度の「四ツ谷用水よもやま話」に引き続き、今年度も「四ツ谷用水フォーラム」が開催されました。会場は、青葉山に新しくできた東北大学の大講義室です。今回も、たくさんの市民の方から、定員(140名)を超える参加申込を頂きました。
(四ツ谷用水の紹介については、こちらをご覧ください→ 四ツ谷用水再発見事業(仙台市)


講演1 は、四ツ谷用水ではお馴染みとなった柴田尚氏(仙台・水の文化史研究会 会長)の「つくろう水環境豊かな街を!~四ツ谷用水を生かそう~」。


講演2 は、佐藤大介氏(東北大学災害科学国際研究所 准教授)による「地域の歴史資料を保全するということ」です。
311の震災で流されてしまった歴史資料のことやデジタル記録について、四ツ谷用水の課題も含め、日本は文化財の活用が足りないこと、体験型にしていかないとといった指摘がありました。


お二人の講演の後は、水・環境ネット東北の江成敬次郎がコーディネーターとなって、会場の方から頂いたご質問に対する質疑応答を行いました。


また、フォーラムを開催した2月4日と翌5日は、同じ東北大学大学院環境科学研究科の1階にあるたまきさんサロン(http://www.tamaki3.jp)で「四ツ谷用水パネル展示」も行いました。今回は、四ツ谷用水が平成28年度土木学会選奨土木遺産に認定されたことから、その認定書のコピーと銘板の実物展示もありました。
展示は、『四ツ谷の水を街並みに!』市民の会と、仙台・水の文化史研究会に多大なご協力をいただきました。ありがとうございました。