第15回 雨水サロンを開催しました

実施日:2019年8月22日(木)
主催:雨水ネットワーク東北

第15回の雨水サロンは、グリーンインフラをテーマとした現地見学と座学を行いました。
東北大学キャンパスデザイン室の内山隆弘さんに、東北大学川内キャンパス内のレインガーデンをご案内いただきました。


駐車場を緑地に、そして透水性舗装にしています。ただし舗装は目詰まりしてきているとのこと。


一見すると普通に植栽されているだけですが、このくぼみに24mmくらいの雨を貯留できます。ヤマボウシ、スゲ類が植えられています。


3箇所あります。下側(写真奧)の方が、植物の成長は良いそうです。


こちらは駐輪場横にある雨水の貯留施設。駐輪場の屋根から入ってきます。

構内の三太郎のみちを通って国際センター駅へ、地下鉄に乗って仙台市市民活動サポートセンターに移動しました。

座学では、最初に内山先生から、見学してきたレインガーデンについて説明していただきました。
川内キャンパスは年に1回くらい冠水するそうです。不透水面の増加をレインガーデンで緩和したいと、雨水配慮型デザインを考えられています。

また、岡田先生からは、ポートランドとシアトルでのグリーンインフラの取り組みとして、歩道の脇にある窪地の緑地帯や透水性について、各家庭の樋や庭など、興味深い事例をご紹介いただきました。