梅田川 生きもの調べ隊(2023)を実施しました

*杜の都の市民環境教育・学習推進会議事業の『[環境社会実験]未来プロジェクトin仙台』事業
開催日:2023年7月22日(土)

一般申込の8組23名と、宮城教育大学の学生さん15名も参加してくださいました。

最初に宮城教育大学の棟方先生から昨年できた魚道についてご紹介いただきました。
今回は、魚道をはさんで上流と下流の2箇所で調査を行います。


魚道の下流側に移動して、魚捕りの前にCODパックテストで水質を見てみました。数日前の増水の影響なのか、CODの値は普段(2mg/L程度)より高く8mg/L〜となりました。


川に入る前に、カワラバンの菅原さんから魚の捕り方を教わります。


自由に魚捕りをしました。


次は、魚道より上流にある枯木橋に移動して、上流側に棲む魚を捕ってみます。


魚捕りをした後は、貝ヶ森市民センターで採集した魚の観察と、棟方先生に梅田川の魚についてのお話を聞きました。


調査の結果、魚が堰堤(魚道)の上流下流を行き来していることがわかりました。確認できた魚類は、モツゴ、ヨシノボリ、ギバチ、ドジョウ、またカワニナ、サワガニ、水生昆虫ではヘビトンボやガガンボの幼虫も採れました。環境が良くなってきているといえるそうです。この日オイカワは捕れませんでしたが、魚道の直下あたりに魚影があったかも、とのことでした。大雨の影響もあったかもしれません。
引き続き、梅田川の魚道について着目していく予定です。