貞山運河界隈の自然観察フットパス2020が開催されました

主催 新浜町内会
日時 2020年8月9日 (日) 10:00-12:00
集合場所 新浜みんなの家(仙台市宮城野区岡田字浜通54の2)

新型コロナのこともあり、今年のイベントは始まりが遅れました。
また、午後の意見交換はなしで、午前のフィールドのみになりました。


お天気は雨となりましたが、40名〜くらいの参加がありました。時期的に暑くなることが心配されましたが、雨で気温が22〜23度くらいとなったため良かったです。マスクをしながら歩くのは暑いので。


ビオトープではガマが大きく育ってました。ミズアオイはこれからのようです。


宮城植物の会の杉山さんに、いろいろな植物の名前を教えていただきながら歩きました。昨年は7月の開催でしたので、咲いている花の種類も違っています。


ハチジョウナ
タンポポのような花。


ヤイトバナ
花がお灸の跡に似ていることから付いた名前だそうです。


カワラナデシコ
貞山運河沿いに増えてきているようです。

運河沿いに営巣していたミサゴは無事に巣立ったそうです。実生の松もだいぶ成長してきました。植樹した場所のものより大きく育ってます。


お昼にみんなの家に戻り、解散となりました。


貞山運河フォーラム「創造する運河」が開催されました

主催 貞山運河倶楽部
日時 2020年2月16日 (日)13:30-15:30
会場 せんだいメディアテーク 7階

<貞山運河界隈での構想を語る>
フェスティバル
 上原 啓五 氏(貞山運河倶楽部)…運河と一帯全部
スタジオ
 関本 欣哉 氏(TURNAROUND)…移転跡地での展開
地域体験の場
 小山田 陽 氏(荒浜のめぐみキッチン)…荒浜
ライブ
 佐藤 那美 氏(ミュージシャン)…音楽フェス
プロジェクト
 甲斐 賢治 氏(せんだいメディアテーク)…仙台インプログレス


せんだいメディアテークの考えるテーブルで、話題提供者・参加者の50名程でそれぞれの活動発表、意見交換を行いました。

最初に、上原さんからグランドデザインについての提案がありました。

関本さんからは、地域におけるアートの実践と場づくりやスタジオづくり、野外のイベントと維持管理、新浜で環境をテーマにしたアートとアーティスト・作品の可能性などについて発表されました。

小山田さんからは、「荒浜を味わい尽くす!徹底的に!!」ということで、荒浜ベース(かさ上げ道路より東)丸い田んぼでの活動などのお話がありました。

音楽を作っている佐藤さんからは、貞山運河沿いでの音楽フェスを開催するという楽しい提案がありました。

甲斐さんからは、仙台インプログレスの映像紹介で、みんなの船(FRP)と木道の紹介がありました。


最後は、川俣正さんの貞山運河のアイデア模型を見学しました。


第16回雨水サロンを開催しました

日時 2020年1月30日(木)18:00~20:00
会場 仙台市市民活動サポートセンター 研修室2

雨水ネットワーク東北では、雨水利活用や水循環についてなど、水に関するサロン(勉強会)を開催しています。
第16回のテーマは『近年の気候変動と災害について』、三浦昭さん(雨水ネットワーク東北)から話題提供していただきました。


地球温暖化の気候変動による影響と、台風19号の丸森での被害について(宅地側から越水したり、山の荒廃と流木の影響など)、ダムの利水容量の暫定活用などについて説明いただきました。
また、堤防の菜の花、もぐら、桜の根の問題や、堤防は長時間高い水位が続くと危ないとのお話もありました。
対策としては、河道掘削がホントは有効ですが、一方で、一関や大崎などでは田んぼが遊水池となりました。

流域型洪水はダムと堤防だけでは守れないため、防災蓄雨、雨庭、レインガーデンといった、雨水を貯留するまちづくりが重要になっていくことなど、参加者みんなで意見交換を行いました。


「2020初歩き 梅田川編」を行いました

実施日 2020年1月5日(日)

2020年の初歩きは、梅田川の中流域を歩きました。仙台リバーズネット・梅田川さんにご案内いただきながら、北仙台駅から大梶(宮城県工業用水道事務所あたり)までを散策しました。


気温3度くらいで雪もちらつく中でしたが、15名で歩きました。


四ツ谷用水の支流が合流した跡も見学しました。(現在は雨水排水のようです)


途中で川を渡ったり、川の様子を観察しながら歩きます。


東照宮にも立ち寄りました。


宝蔵院橋で昔の四ツ谷用水合流点を確認し、大梶にある県の工業用水道管理事務所近くまで歩きました。


ご参加くださった皆さん、寒い中お疲れ様でした。ありがとうございました。


四ツ谷用水フォーラム(2019)

開催日時 2019(R1)年12月15日(日)13:30~16:00
会場 東北大学大学院環境科学研究科 本館2階 大講義室
来場者 122名、(講師・関係団体スタッフ21名 報道関係者4名)
主催 仙台市
企画・運営 NPO法人水・環境ネット東北


四ツ谷用水と仙台の水環境についての理解を深めることを目的に、仙台市主催の「四ツ谷用水フォーラム」が開催されました。
今回も定員を超える応募があり、関心の高さが感じられます。


講演「城下町仙台の成り立ちー江戸時代の都市計画」
木村浩二 氏
(宮城学院女子大学 非常勤講師)

木村さんからは、仙台城や若林城、仙台の城下町が出来上がっていったお話、地形との関係、そして四ツ谷用水について紹介していただきました。


パネル・ディスカッション「四ツ谷用水~これからの活動に向けて」
パネリスト:大和田雅人 氏 (河北新報社 論説委員)
 西大立目祥子 氏 (青空編集室)
 櫻井一弥 氏 (東北学院大学 教授)
コーディネーター:八十川淳 氏 (東北文化学園大学 教授)

パネル・ディスカッションでは、3名のパネリストから話題提供していただきました。
大和田さんは、四ツ谷用水の本を書かれて、その歴史と仙台で古いものがなくなってきていること、四ツ谷用水を伝えていきたいというお話をされました。
西大立目さんからは、四ツ谷用水の流れを目の前で見た人の話など、記憶のストックの活動についてのご提案がありました。
櫻井さんは、ICTを使って四ツ谷用水を楽しめないか、スマホアプリとブラウザを使った、VR(仮想現実)とAR(拡張現実)の可能性について話されました。


フォーラムと同時開催で、たまきさんサロン(東北大学大学院環境科学研究科 本館1階)では四ツ谷用水に関する展示を行いました。展示は、「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会、および仙台・水の文化史研究会にご協力頂きました。