「貞山運河の生きもの観察フットパス2018」が開催されました

開催日:2018年9月2日(日)
場所:貞山運河(新堀)
(気温22度くらい、曇)


最初に「みんなの家」に集合しました。今回の講師は、宮城教育大学の棟方先生です。宮教大の学生さんも12名参加して、全体で30名ほどの参加者です。


新浜のビオトープ田んぼは、震災後に5〜6年おいた土地を田んぼにしてつくられました。除塩はしていないそうです。メダカ、ゲンゴロウ、ガムシなどが生息していて、化学物質を使わず水管理だけを行っています。


運河まで歩き、子どもたちは舟に乗ったりしました。


貞山堀で釣り体験をします。大きなハゼや、セッパ(スズキ)が釣れていました。


釣りの得意な学生さんは10匹くらい釣れたようです。
みんなの家に戻ってお昼をとり、釣れたハゼは新浜町内会の瀬戸さんが天ぷらにしてくださいました。釣ったものを食べるのはいいですね。
午後は、釣りや遊びについてのアイデアや意見交換を行いました。

「2018栗原市民まつり」に出展しました

期日:2018年8月25日(日)
会場:イオンスーパーセンター栗原志波姫店 特設会場

2018栗原市民まつり“ぎゅぎゅっと栗原”~THE 栗原祭~に、雨水ネットワーク東北で出展・参加して、天水桶の紹介をして来ました。
かなり蒸し暑い日でしたが、立ち寄ってくださった市民の皆さんに、天水桶に関心を持っていただけました。
栗原市では、12月に天水桶手づくり講座の開催を予定しています。

「貞山運河の船遊びと新浜フットパス2018 part2」が開催されました

開催日:2018年8月4日(土)
場所:貞山運河(新堀)

仙台市協働まちづくり推進助成事業の助成金を活用した、貞山運河研究所と新浜町内会が主催する2018年度事業です。
船遊びpart2は、せんだいメディアテークの「せんだい・アートノード・プロジェクト」との協働事業となりました。


「みんなの橋」プロジェクト2018の足がかりとして、アーティストの川俣正氏が、南北に流れる運河をゆく「みんなの船」を制作しました。


最初に「みんなの船」の進水式が行われました。


10人くらい乗れる船です。


みんなの船の上からの景色。みんなの船も安定していて乗り心地が良かったです。


馬舟とみんなの船で貞山運河の対岸に渡り、みんなでフットパスを歩いて海辺まで行きました。

昨年に続き、川俣先生とフランスの学生さんも参加してくださいました。午後はみんなの家で意見交換をしました。来年も何かやる予定とのことで楽しみです。

四ツ谷用水親子バスツアー2018(仙台市事業)を開催しました

実施日:2018年7月25日(水)9:00〜12:00
現地案内:「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会

2018年の「四ツ谷用水親子バスツアー」には8組18名(小学生と保護者)の参加がありました。天候は晴れ、気温は28度くらいでちょっと蒸し暑い感じです。


たまきさんサロン集合に集合して、出発前にアニメDVDなどを見て四ツ谷用水について予習をします。


バスに乗って、最初は広瀬川の郷六付近にある四ツ谷堰に行きます。
宮城県職員さんからは工業用水道について説明していただきました。取水された水は、キリンビールなどで使用されているそうです。ゴミを取り除く機械も間近で見ることが出来ました。


四ツ谷堰の入口付近には、土木学会の選奨土木遺産の銘板があります。


その次は、沈砂池と、四ツ谷用水の唯一の開水路が見られる場所を見学します。開水路は水が少なく、コイや小魚の姿が見られました。県職員さんのお話のよると、けっこうたくさんの魚が四ツ谷用水内に生息しているとのこと。


四ツ谷用水は掛樋によって沢を越えて流れていきます。聖沢掛樋は、現在はコンクリート性ですが、昔は木製で1辺が1.5mのサイズだったそうです。

バスに乗り、大崎八幡神社、北六番丁、北七番丁から、支倉堀の脇を通って移動しました。途中、河岸段丘の傾斜を確認しながら、以前は四ツ谷用水に水車があったお話などを聞きました。
途中、道が広くなった場所では、四ツ谷用水は桜川と呼ばれていました。桜川にかかっていた上杉山橋の親柱は、小学生が発見したあと今も残っています。


最後は、宮城県工業用水道管理事務所へ行き、四ツ谷用水が梅田川に流れ出るところも見学することができました。広瀬川と梅田川は、四ツ谷用水によってつながっているのです。

「貞山運河界隈の自然観察フットパス2018」が開催されました

2018年7月8日(日)10:00〜14:00
貞山運河(新堀周辺)

仙台市協働まちづくり推進助成事業の助成金を活用した、貞山運河研究所と新浜町内会が主催する2018年度事業です。第2回目は運河を渡らず、内陸側の自然観察(主に植生について)を行いました。


みんなの家に集合し、出発前に講師の平吹先生(東北学院大学教養学部)から説明をしていただきました。海岸の特徴、地質と地形について。新浜地区は、七北田川が残した若干高い場所に鍵状に集落ができています。微地形で植生も異なっていることなど、調査結果を紹介されました。


みんなの家を出発してみんなで歩きます。


ビオトープ田んぼでは、地元のメダカ400匹の保全が行われています。


運河沿いに残った松林の中に入っていきました。貴重な植物が残っているそうです。津波後、ヘビも戻ってきたとのこと。
いっしょに参加してくださった植物の専門家の杉山さんからも、ヤマアワ、グミ、ヒメガマなど道すがら植物について教えて頂きました。


植林している箇所を越え、藪漕ぎして、貞山運河に出ました。
現地を歩いた後は、みんなの家に戻って、今日の感想など意見交換をしました。