「第9回雨水サロン」を行いました
主催:雨水ネットワーク東北
日時:2017年9月5日(火)18:00~20:00
場所:仙台市市民活動サポートセンター
第9回の雨水サロンは、NPO法人防災・減災サポートセンターの今野隆彦さんと守屋資郎さんに話題提供していただきました。
今野さんからは「地盤と“水(雨水)”について~こまった“みず”のふるまい~」と題して、水に関する自然災害のがけ崩れ、土石流、地すべり、液状化について、雨の降り方や地形・地盤の関係など説明して下さいました。また、身を守るために、減災のため必要な情報として、どこにどんな災害が起きるか、避難場所は適切か、自分の住んでいるところの安全性などがあげられました。地震時の避難場所と洪水・浸水、津波時の避難場所は別に考える必要があります。最後に、手づくりの防災マップ「マイマップ」について紹介されました。
宮城県では、洪水ハザードマップが公開されています。
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kasen/ki-kouzui-hm.html
仙台市のページはこちらに変更になっているようです。
http://www.city.sendai.jp/kekaku/kurashi/anzen/saigaitaisaku/fusuigai/map.html
宮城県の揺れやすさマップ
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kentaku/bousaimap.html
守屋さんからは「仙台付近の水理地質と三滝安山岩類の役割」のお話がありました。
最初に、仙台周辺の地史ということで、2600万年前くらいからの日本について。仙台は地下水、地質が多様で、段丘や断層帯、うねりから湧水が出ています。
そして、三滝玄武岩(硬い、割れ目が多い、石材に使われる)岩体からの湧水、梅田川の源流のお話へとなりました。
参加された方との質疑応答など、時間ギリギリになっても話題が尽きませんでした。今野さん、守屋さんありがとうございました。
終了後はいつもどおり二次会へ行きました。