四ツ谷用水フォーラム(2019)
開催日時 2019(R1)年12月15日(日)13:30~16:00
会場 東北大学大学院環境科学研究科 本館2階 大講義室
来場者 122名、(講師・関係団体スタッフ21名 報道関係者4名)
主催 仙台市
企画・運営 NPO法人水・環境ネット東北
四ツ谷用水と仙台の水環境についての理解を深めることを目的に、仙台市主催の「四ツ谷用水フォーラム」が開催されました。
今回も定員を超える応募があり、関心の高さが感じられます。
講演「城下町仙台の成り立ちー江戸時代の都市計画」
木村浩二 氏(宮城学院女子大学 非常勤講師)
木村さんからは、仙台城や若林城、仙台の城下町が出来上がっていったお話、地形との関係、そして四ツ谷用水について紹介していただきました。
パネル・ディスカッション「四ツ谷用水~これからの活動に向けて」
パネリスト:大和田雅人 氏 (河北新報社 論説委員)
西大立目祥子 氏 (青空編集室)
櫻井一弥 氏 (東北学院大学 教授)
コーディネーター:八十川淳 氏 (東北文化学園大学 教授)
パネル・ディスカッションでは、3名のパネリストから話題提供していただきました。
大和田さんは、四ツ谷用水の本を書かれて、その歴史と仙台で古いものがなくなってきていること、四ツ谷用水を伝えていきたいというお話をされました。
西大立目さんからは、四ツ谷用水の流れを目の前で見た人の話など、記憶のストックの活動についてのご提案がありました。
櫻井さんは、ICTを使って四ツ谷用水を楽しめないか、スマホアプリとブラウザを使った、VR(仮想現実)とAR(拡張現実)の可能性について話されました。
フォーラムと同時開催で、たまきさんサロン(東北大学大学院環境科学研究科 本館1階)では四ツ谷用水に関する展示を行いました。展示は、「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会、および仙台・水の文化史研究会にご協力頂きました。