「四ツ谷用水ガイド養成・入門講座」2024年度(第1期)を終了しました
四ツ谷用水の歴史、水環境全体についての見識を深め、四ツ谷用水の記憶を広い世代に継承することことができる人の育成を目的として、2024年度(第1期)全6回の連続講座を開催しました。
(令和6年度 青葉区まちづくり活動助成事業)
受講登録22名
第1回講座 座学 入門編
日時:2024年6月23日(日)13:30〜15:30
会場:せんだい環境学習館たまきさんサロン
内容:講師 村上英寛さんによる四ツ谷用水入門講座
第2回講座 現地研修会 上流編
日時:2024年7月13日(土)12:00〜16:30
内容:
・講師 村上英寛さん
・四ツ谷堰取水口(郷六)~沈砂池・開水路~大崎八幡宮まで徒歩で四ツ谷用水の本流をたどりながら見どころを見学しました。
・振り返り&茶話会:茶室 六幽庵で見学箇所の振り返りと、自己紹介など参加者の交流を行いました。
第3回講座 座学 初級編
日時:2024年8月24日(土)13:30〜15:30
会場:せんだい環境学習館たまきさんサロン
内容:講師 柴田尚さん(仙台・水の文化史研究会 会長)による四ツ谷用水初級講座
第4回講座 現地研修会 八幡編
日時:2024年9月14日(土)13:00〜16:00
内容:
・講師 村上英寛さん
・大崎八幡宮~春日神社~支倉堀(東北大学歯学部構内)まで、徒歩で四ツ谷用水の本流をたどりながら見どころを見学しました。
・八幡杜の館で開催中の四ツ谷用水パネル展(「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会主催)を見学して、四ツ谷用水についての説明を聞きながら交流しました。
第5回講座 現地研修会 街中編
日時:2024年10月14日(月祝)13:00〜16:00
内容:
・講師 村上英寛さん
・勾当台公園 古図広場〜定禅寺通り~国分町など、かつて四ツ谷用水が流れたゆかりのある場所を説明を聞きながら歩きました。
・振り返り&茶話会:茶室 緑水庵で見学箇所の振り返りと、参加者の交流を行いました。
第6回講座 初級ガイド試験・ワークショップ
日時:2024年12月22日(日)13:00〜16:00
会場:せんだい環境学習館たまきさんサロン
内容:
・初級ガイド試験
・ゲスト 蘆野眞一郎さん(NPO法人水・環境ネット東北理事)による話題提供「楽しきかなガイド人生」
・グループワーク(3グループ)
→お勧めポイントと選んだ理由、発表
・修了式 修了証とオリジナル記念缶バッジの進呈
(終了後は希望者で懇親会を行いました)
梅田川の魚道補修を行いました
実施日:2024年11月24日
梅田川の切欠き魚道の横に穴が出来てしまっており、それをふさぐ作業を有志7名で行いました。
礫とドライコンクリートを入れた土のう袋を空洞に詰めていきます。
隙間をドライコンクリートで埋めて固めました。
2箇所の補修を行いました。
前回までの経験を生かして、作業を終えることが出来ました。
「梅田川生きもの調べ隊」(2024)を開催しました
実施日:2024年10月6日(日) 10:00~12:00
場所:梅田川上流部(仙台市青葉区荒巻本沢:山手橋〜菖蒲沢橋)
イベント開始時は少し霧雨が降っていましたが、当日は募集を上回る16組35名が参加下さり、講師・スタッフ6名も加わって41名で生きもの調べを実施しました。
最初に、棟方先生から切欠き魚道について紹介していただきました。
川に入る前にBODパックテストを使って水のきれいさについて確認をしました。続いて、ガサガサ(魚の捕り方)を教わりました。
梅田川で1時間ほど生きもの採りを行いました。
みんなで採った生きものについて、棟方先生からそれぞれ解説をしていただきました。
確認された魚類は、以下の6種類でした。
・アブラハヤ
・ドジョウ
・モツゴ
・オイカワ
・ウグイ
・フクドジョウ(梅田川では初確認)
その他、モクズガニ、カワニナも確認されました。また、コオニヤンマやギンヤンマ、カワトンボのヤゴも採れました。
魚道ワークショップ〜梅田川編〜を行いました
実施日:2024年9月7日
梅田川(荒巻本沢)の切欠き魚道。
魚道の下に出来てしまった段差解消のための補修を、市民10数名で行いました。
9月になっても気温が30度くらいあり、暑い中での作業となりました。
タモロコやオイカワの稚魚が見られました。
(株)深松組さんのご協力も頂いて、まずは土のうで川の水を止めてプールの形をつくっていきました。
下には礫を詰めていきます。
ドライコンクリートを入れて土台をつくっていきます。
プールを形にしていきます。
ひとまず完成。
その後、9月16日に土のうの撤去作業を行いました。
落差が解消されて、魚が上りやすくなりました。
魚道ワークショップ〜竜の口編〜を行いました
実施日:2024年6月30日(日)
竜の口渓谷(広瀬川合流付近)に設置された切欠き魚道の補修作業を行いました。宮城教育大学の学生さんにもご参加いただき、25名ほどで実施しました。
仙臺緑彩館で、最初に切欠き魚道の概要と作業内容について、また竜の口の魚類相のお話を聞きました。
深松組さんにもご協力いただき現場作業を行いました。
川の水は渇水のため伏流していて、作業するにはちょうどよくなっていました。
魚道より下流部分に落差が出来てしまっています。
下の部分に新たにプールを作ることになりました。
ドライコンクリートに水を加えて混ぜていきます。
川の礫をコンクリートで固めて形を作っていきました。
ドライコンクリートを20kg×25袋使用しました。
段差を解消するプールが完成しました。