第24回 広瀬川流域一斉清掃
日時:2017年9月23日(土)10:00
会場:広瀬川流域 14会場
広瀬川1万人プロジェクト実行委員会主催で、秋の一斉清掃が開催されました。水・環境ネット東北は、秋は八本松会場の担当をしています。八本松マンションの方々と、31名で清掃活動を行いました。
川岸は草本類がかなり茂っていたため、水際でゴミ拾いすることは出来ませんでした。河川敷の部分は、ゴミは少なくてきれいな場所です。
第10回 いい川・いい川づくりワークショップ in 九州
開催日:2017年9月9日(土)・10日(日)
会場:福岡大学
「『川の日』ワークショップ」の第10回記念大会を経て、「いい川・いい川づくりワークショップ」も第10回目の節目を迎え、今年で通算20回目の開催となりました。
発表団体は44団体、東北からは遠いこともあり参加団体はありませんでしたが、全国からたくさんの川仲間が集いました。
1日目は、全44団体の活動発表の後、9つのテーブル選考に分かれて質疑や議論が行われます。2日目は、テーブル選考から推薦された団体の二次選考、最終選考が行われ、グランプリほか各賞が選ばれて表彰されました。
今年は、日本中の川や池、干潟などの湿地帯で活動する『北九州・魚部』がグランプリを受賞しました。
ワークショップの詳細はこちら
http://www.mizukan.or.jp/kawanohi/kawanohi.htm
また、通算20回ということで、20周年記念プログラムとして、延藤安弘さんによる「『川の日』ワークショップから“いい川”“いい川づくり”ワークショップ20年 幻燈かたり」、そしてフリートークも行われました。
樋井川流域のあまみず関連施設巡り
「第10回 いい川・いい川づくりワークショップ in 九州」のエクスカーション(2017年9月8日)では、あまみず関連施設巡りに参加してきました。雨水利活用の活動もこの頃は多いので、勉強です。
見学先は、5箇所。時間がなかったため、福岡大学内にあるあまみず科学センターは、9月10日のワークショップ終了後に見学させてもらいました。
■渡辺邸:雨の家
雨水の貯留・浸透・活用を想定して建設された個人住宅。
地下の17.5トンの貯留槽には、きれいな雨水が溜まっていました。トイレ洗濯お風呂に1ヵ月(最大2ヶ月)使えるとか。ゴミを沈める層には、5年で1cmほどたまったくらい。飲めるそうです(自己責任で)。
■中村大学田島グラウンド
軟式野球場の1万m2を10cm切り下げ、グラウンド全体で1,000tの水を溜める。
■川処 千力そば屋のあめにわ
樋井川沿いのそば屋で、軒先に雨水を利用した庭を設置。樽の中にはメダカが泳いでいました。
■あめにわ憩いセンター
築50年の民家を開放し、あまみずを介した地域の交流の場となるよう開設。足湯やかめを利用した雨水貯留(計画11トン)、庭への浸透による流出を抑制。サンルーム(語らいの場)や、学習室もあります。
あめにわ憩いセンター
http://amamizushakai.wixsite.com/amamizu/blank-8
あまみず社会研究会
http://amamizushakai.wixsite.com/amamizu
■あまみず科学センター(福岡大学内)
あまみず社会の概念、貯留や浸透について学ぶことが出来る施設を目指して設置。穴あき雨水タンク、雨を利用した植栽・造園施設、雨水浸透施設(建設中)。
「第9回雨水サロン」を行いました
主催:雨水ネットワーク東北
日時:2017年9月5日(火)18:00~20:00
場所:仙台市市民活動サポートセンター
第9回の雨水サロンは、NPO法人防災・減災サポートセンターの今野隆彦さんと守屋資郎さんに話題提供していただきました。
今野さんからは「地盤と“水(雨水)”について~こまった“みず”のふるまい~」と題して、水に関する自然災害のがけ崩れ、土石流、地すべり、液状化について、雨の降り方や地形・地盤の関係など説明して下さいました。また、身を守るために、減災のため必要な情報として、どこにどんな災害が起きるか、避難場所は適切か、自分の住んでいるところの安全性などがあげられました。地震時の避難場所と洪水・浸水、津波時の避難場所は別に考える必要があります。最後に、手づくりの防災マップ「マイマップ」について紹介されました。
宮城県では、洪水ハザードマップが公開されています。
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kasen/ki-kouzui-hm.html
仙台市のページはこちらに変更になっているようです。
http://www.city.sendai.jp/kekaku/kurashi/anzen/saigaitaisaku/fusuigai/map.html
宮城県の揺れやすさマップ
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/kentaku/bousaimap.html
守屋さんからは「仙台付近の水理地質と三滝安山岩類の役割」のお話がありました。
最初に、仙台周辺の地史ということで、2600万年前くらいからの日本について。仙台は地下水、地質が多様で、段丘や断層帯、うねりから湧水が出ています。
そして、三滝玄武岩(硬い、割れ目が多い、石材に使われる)岩体からの湧水、梅田川の源流のお話へとなりました。
参加された方との質疑応答など、時間ギリギリになっても話題が尽きませんでした。今野さん、守屋さんありがとうございました。
終了後はいつもどおり二次会へ行きました。
「海辺散策〈新浜編〉」に参加しました
開催日:2017年9月3日(日)
今年度、ほぼ月1回開催されている貞山運河でのイベントです。今回は、せんだい3.11メモリアル交流館(http://sendai311-memorial.jp)と連携して行われました。
せんだい3.11メモリアル交流館の田澤さんは、新浜地区で地域の歴史、生活文化などの聞き取りもされているとのこと。まち歩きの案内をして下さいました。
最初に、境内に大銀杏が残る照徳寺に行きました。海見寺とも言われることから、400年前はここから海が見えたのでは、と。地域に残る包み焼き人形や、お地蔵さんのお話など伺いました。
新浜のおけどう堀の宝橋。水生植物が繁茂していて、ミズアオイ、ガマ、マコモが見られます。以前は、各家庭で盆ござを作っていたそうですね。
町内を歩いた後は、渡し舟で貞山堀を渡り、松の植林地を越えて海岸まで行きました。今月は、ハマニガナという黄色い花が見られました。
新浜みんなの家に戻ってから昼食をとり、午後は意見交換会を行いました。