「仙台水環境フォーラム 四ツ谷用水が描くまちづくり」を開催しました

開催日 2018年9月30日(日)14:00~16:00
会場 仙台市市民活動サポートセンター 6F セミナーホール
参加者 55名


2017年度に開催した「四ツ谷用水」の土木遺産認定記念フォーラムの第2段として、水環境や「四ツ谷用水」をイメージした仙台のまちづくりについて、勾当台公園の古図広場にも着目して、活用方法、まちづくり拠点とする方策等についての勉強会・意見交換を行いました。


「四ツ谷用水」の概説
柴田尚氏(仙台・水の文化史研究会 会長)
最初に、柴田さんから四ツ谷用水の概要について説明していただきました。柴田さんには話題提供でも「仙台の地下地盤解説」についてお話しいただきました。


話題提供「雨水利用について」
江成敬次郎氏(東北工業大学名誉教授)


話題提供「古図広場の経緯と現状」
佐々木正人氏(「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会)


話題提供「まちづくりの視点」
櫻井一弥氏(東北学院大学工学部環境建設工学科 教授)


4名の方からの話題提供の後、八十川淳氏(東北文化学園大学科学技術学部建築環境学科 教授)にコーディネートしていただき、総合討論を行いました。
その中で、「全国に城下町があるが仙台には水面がない、法律も変わっているので、活かしてなんとか地上に水面を出したい。そのプロセスとして、草刈りや愛着を持てる工夫、行政と市民が話し合える場を」、などの話が出されました。

広瀬川1万人プロジェクト 流域一斉清掃に参加しました

実施日 2018年9月29日(土)
担当会場 八本松会場


広瀬川1万人プロジェクト実行委員会主催で、恒例の秋の一斉清掃が広瀬川沿いの14会場で開催されました。水・環境ネット東北は、八本松マンション、町内会の方や実行委員会企業の方々などと、77名で清掃活動を行いました。


河川敷はいつも清掃活動されているので、きれいに保たれています。水際の方に行くとそれなりにゴミはありましたが、草本が繁茂していて入っていける場所は限られていました。企業からの参加者で、水際の方までゴミ拾いに行って下さった方もいてありがたかったです。


▲収集したゴミ

全会場の開催速報はこちら。
【参考】広瀬川1万人プロジェクト
http://www.hirosegawa-sendai.org/2018/09/29/961

四ツ谷用水歩く会・八幡編(仙台市事業)を開催しました

実施日:2018年9月22日(土)10:00〜12:00
現地案内:「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会

当日の参加者は17名となりました。朝は雨が降っていたため、傘を差しての開会となりました。(11時頃には雨は止んできました)
この日は「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会の方に案内・解説をしていただきました。


出発前に、大崎八幡宮の太鼓橋付近で新関さんから四ツ谷用水について説明していただきます。


太鼓橋の下、四ツ谷用水の暗渠の上に雨水が溜まっていました。


3つのグループに分かれて、四ツ谷用水の本流沿いを歩きます。
四ツ谷用水は河岸段丘の地形に沿って作ってあるので曲がっています。小さい小段がたくさんある地形です。


途中、石垣についてのお話なども。


今回の歩く会は、いつもの八幡編のルートよりも北六番丁をさらに東へ歩きました。東北大学農学部跡地の前です。このあたりを流れていた四ツ谷用水は、「桜川」と呼ばれていました。


愛宕上杉通りとの交差点、桜川にかかっていた「上杉山橋」の跡地に到着。
いつもの歩く会よりもちょっとがんばって長い距離を歩きました。大変お疲れ様でした。

「貞山運河の生きもの観察フットパス2018」が開催されました

開催日:2018年9月2日(日)
場所:貞山運河(新堀)
(気温22度くらい、曇)


最初に「みんなの家」に集合しました。今回の講師は、宮城教育大学の棟方先生です。宮教大の学生さんも12名参加して、全体で30名ほどの参加者です。


新浜のビオトープ田んぼは、震災後に5〜6年おいた土地を田んぼにしてつくられました。除塩はしていないそうです。メダカ、ゲンゴロウ、ガムシなどが生息していて、化学物質を使わず水管理だけを行っています。


運河まで歩き、子どもたちは舟に乗ったりしました。


貞山堀で釣り体験をします。大きなハゼや、セッパ(スズキ)が釣れていました。


釣りの得意な学生さんは10匹くらい釣れたようです。
みんなの家に戻ってお昼をとり、釣れたハゼは新浜町内会の瀬戸さんが天ぷらにしてくださいました。釣ったものを食べるのはいいですね。
午後は、釣りや遊びについてのアイデアや意見交換を行いました。