四ツ谷用水バスツアーが開催されました
開催日:2023年5月20日(土)
主催:仙台市 環境共生課
(企画運営:水・環境ネット東北)
2019年以来の四ツ谷用水バスツアーの開催となりました。
参加者数は23名です。久しぶりの開催ということもあって、130名の応募があったそうです。
天気は曇りときどき霧雨、気温は15度くらいでした。
四ツ谷堰では2グループに分かれて、順番に取水堰や除塵機を見学しました。四ツ谷用水についての説明は、村上さん(四ツ谷用水案内人)とみずむすびの方にしていただきました。
沈砂池と開水路の場所までは徒歩で移動しました。四ツ谷用水の水面が見られる場所なので、少し自由に見学します。水路にはコイが泳いでいるのが見られました。
バスで移動し、聖沢にかかっている掛樋を見学しました。
大崎八幡宮の駐車場で下車して、階段下の太鼓橋で説明を聞きます。
再びバスに乗って、東北大学歯学部構内にある支倉堀の横を通過し、宮城県工業用水道管理事務所へ向かいました。
工業用水道事務所で下車して、四ツ谷用水の余剰水が梅田川に放流される地点も見学しました。
最後は、事務所の屋上で説明を聞きました。
見学終了後はバスで市役所まで戻って解散となりました。
広瀬川流清掃(大橋会場)を行いました
実施日:2023年4月22日
第33回広瀬川流域一斉清掃が開催されました。上流の作並会場から閖上海岸まで7会場の実施となりました。
水・環境ネット東北は春は大橋会場を担当しています。参加者は110名です。右岸と左岸に分かれて、4月26日から開催される全国都市緑化フェアのための花畑を踏まないようにしながら清掃しました。
今回はこれまで運営会議で試行していた「調べるごみ拾い」を、参加者の皆さんと一緒に行いました。調査項目は、全国川ごみネットワークの「水辺のごみ見っけ!」を参考にて、飲料ペットボトル・レジ袋・カップ型飲料容器の3種類としています。
https://kawagomi.jp/mikke
収拾したゴミの状況。
<調べるごみ拾いの結果>
・飲料ペットボトル 55
・レジ袋 62
・カップ型飲料容器 46
風の強い中での清掃活動なりました。ご参加くださった皆さまお疲れ様でした。
全会場の実施速報(広瀬川1万人プロジェクト)
https://www.hirosegawa-sendai.org/2023/04/22/1734
せんだい多自然川づくりシンポジウムを開催しました
開催日:2023年3月10日(金)
広瀬川に注ぐ竜ノ口渓谷と梅田川に設置された、全国初の“切欠き魚道”をテーマに、これからの市民参加型の川づくりについて考えました。
(参加者 会場:28名、オンライン12名)
講演「全国初の切欠き魚道と最新の魚道評価の研究」では、林田寿文さん(土木研究所 自然共生研究センター 主任研究員)から、全国初の切欠き魚道ついてご紹介いただきました。広瀬川支流の竜の口渓谷に設置されるまでの経緯、実際の設置にあたってどのような検討を行ったかや改良がなされたかなど興味深いお話を伺いました。その後、梅田川に設置された2基目の魚道についてのご紹介もありました。
また、iPhoneで魚道を測量するという最新機器を使った研究方法について紹介されました。
調査報告「切欠き魚道設置後のモニタリングと仙台流域圏の魚類相」では、伊藤崚さん(宮城教育大学)から竜の口渓谷と梅田川での魚類調査の結果について、詳細にご報告いただきました。魚道の設置によって、今後これらの河川でどのような魚類相の変化や効果が見られるかの考察も伺いました。
活動紹介「仙台リバーズネット・梅田川、水辺のすこやかさ指標そして多自然川づくり」は、矢野篤男さん(東北工業大学 都市マネジメント学科/仙台リバーズネット・梅田川)にお話いただきました。仙台リバーズネット・梅田川が、梅田川とその支流で行った水環境を測る「水辺のすこやかさ指標」の結果から、上流域の環境の良さや、地域とのつながりの弱さのお話がありました。13地点の堰の調査結果についてもご報告いただきました。
最後は、棟方有宗先生(宮城教育大学)にコーディネートしていただき、会場に参加の皆さんと意見交換を行いました。
四ツ谷用水フォーラム(2022年度)が開催されました
開催日:2023年3月4日
会場:仙台国際センター展示棟(環境フォーラムせんだい内ステージ)
主催:仙台市
四ツ谷用水フォーラム(水・環境ネット東北が運営受託)が開催されました。令和4(2022)年度は、環境フォーラムせんだい内のステージでの実施となりました。
<プログラム>
・動画上映「孫兵衛と四ツ谷用水」
(「四ツ谷の水を街並みに!」市民の会制作)
・講演「誰でも分かる四ツ谷用水」
講師:村上英寛氏(四ツ谷用水案内人)
・「四ツ谷用水再発見!デジタルマップ」の紹介
講演では、村上さんから四ツ谷用水について初めて知る方にもわかりやすく、かつボリュームたっぷりの内容でお話していただきました。
フォーラムの最後には、公開されたばかりの「四ツ谷用水再発見!デジタルマップ」についても紹介しました。
Googleマイマップを利用したデジタルマップです。スマートフォンなどを使って、実際に現地を歩きながら見ることもできます。「せんだい環境Webサイトたまきさん」内の「四ツ谷用水再発見事業」のページに掲載されています。
四ツ谷用水再発見!デジタルマップ
http://www.tamaki3.jp/rediscovery/digitalmap/
環境フォーラムせんだい(2023)にブース出展しました
開催日:2023年3月4日
会場:仙台国際センター 展示棟
環境フォーラムせんだいが3年ぶりに開催されました。水・環境ネット東北は、仙台リバーズネット・梅田川、雨水ネットワーク東北と共同で、雨水利活用についてのブース出展を行いました。
仙台防災未来フォーラム2023の会場での開催となったこともあり、たくさんの方にブースに立ち寄っていただきました。
ブースでは、2022年12月に行った雨庭ワークショップでつくった案を元に、1月〜2月で作成した雨庭模型も展示しました。